香椎ペットクリニックBLOG

2018.06.21更新

18日午前7時58分ごろ、大阪府北部を震源とする大きな地震がありました。震度6弱を観測し被害は拡大し、死亡者も出ています。
この時期、雨での土砂災害や地盤の緩みが心配ですね。

今月上旬に実家に帰省しました。
今回ヒヤッとする出来事がありました。
飼っている猫が目の前で、ヒモを誤飲したのです!!
気付いた時には噛んで遊んでいて、取り上げようとした時には途中でちぎれ飲み込んでしまいました∑(゚Д゚)

森猫誤食1

 

幸いの事に、細かくほどけるタイプで5cm程だったためか、何の症状もなく翌日便に出てきました。

猫の舌はザラザラして特徴があります。
あのザラザラした突起部分は糸状乳頭(しじょうにゅうとう)といいます。

この糸状乳頭は、舌の先から喉の奥に向かうようにしてビッシリと生えているので、口に入れたものを外へ逃がしにくい構造になっているんです。

また、ヒモ類の誤飲・誤食はとても危険なんです。胃腸に詰まったり、腸閉塞や壊死を起こす原因になり命に関わる事も…

自宅での誤飲・誤食の際の処置として「大量の水や食塩水を飲ませる」という方法を目にすることがありますが、うまく吐き出さなかった場合に水中毒や塩中毒など命にかかわる障害を引き起こす可能性があるので、絶対にやめてください。

また、「オキシドールを飲ませる」という方法もありますが、過酸化水素水は組織障害生が強くかなり胃粘膜を荒らし出血する事もあります。

ネットの情報は全て正しい訳ではないので、まずは落ち着いて病院に連絡し受診して下さい。病院に行く前には分かる範囲で構いませんので、何をいつ頃、どれくらいの量を誤飲・誤食したのかを確認しておきましょう。

森猫誤食2

今回は、大事に至りませんでしたが反省です。

看護師 森

投稿者: 香椎ペットクリニック

犬・猫手術NAVI@福岡

side_inq.png