香椎ペットクリニックBLOG

2026.02.09更新


今回の症例は活発な若い猫さんでした。

お部屋で一緒に遊んでいたら、気づいたら近くにあった針が見当たらないとのこと。

もしかしたら飲み込んでしまったかも…とのことで受診されました。

診察台では元気よく鳴いており、見た目は普通の状態でした。

 

実際に飲み込んでる瞬間を目撃していなかったので、

「もしかしたら飲んでいないかも知れないが確認しておきたい」との思いで来院されました。

 

しかしレントゲンで確認すると、残念ながら誤食していました。


ibutu1

裁縫針のような形状をしたものが真ん中にしっかり写っています。

誤食の治療として、多く用いられるものに催吐処置があります。

ですが誤食した内容によっては、その処置が不敵な場合があります。

針や刃物、刺激性の薬品など通過する食道に損傷を与えるものは行えません。

 

この症例は内視鏡による摘出を試みることになりました。
針なので、鋭利な法の先端を鉗子で掴み、無事に摘出いたしました。

摘出した後の胃への粘膜の写真をご覧ください。


ibutu2


胃の中に数時間存在していただけで、胃の粘膜に内出血のような損傷を与えていました。

※上に映っているのが内出血、下側の黒く見えるのは内視鏡です

発見が遅ければ、もっと酷いことなっていたかも知れませんね。


誤食は繰りかえす症例は少なくありません。

何回も誤食してるワンちゃん、ネコちゃんのオーナーは常々注意をしてくださいね。


獣医師 高木

投稿者: 香椎ペットクリニック

ARTICLE

SEARCH

ARCHIVE

CATEGORY

犬・猫手術NAVI@福岡

side_inq.png