香椎ペットクリニックBLOG

2022.07.24更新

先日、実家の愛猫、高菜(たかな)の火葬を行いました。

18歳。

私が香椎ペットクリニックに勤め出した年に、

交通事故の子猫として運び込まれた、野良猫さんでした。

事故により横隔膜が破れており、緊急手術を行いました。

横隔膜の手術は、当時の僕にとっては初めての手術だったのですが、

術後管理を含め、この子にはたくさんの勉強をさせてもらいました。

保護して運び込んだ高校生は、その後連絡が途絶え、退院後は私が引き取ることに。

当時は実家に住んでいたのですが、動物はいませんでした。

昔、犬は飼っていたのですが、猫は初めてです。

18年間、大きな病気もせず、すごく賢い子でした。

先日、突然のふらつき、失禁、異常行動、意識がもうろうとした状態で実家から来院しました。

血液、レントゲン、エコー、CTを行いましたが、大きな異常は見つかりません。

症状的には完全に頭の中の異常でした。

原因を追求するには、全身麻酔が必要なMRI。

仮に何かわかったところで年齢的にできることは限られています。

ここ10年は実質両親にみてもらっていたので、

治療方針について意見を聞きました。

結論としては、安楽死処置を行うことになりました。

たかな

処置を行う直前、私の腕の中で安心したのか、静かに眠る高菜。

この眠った状態で静かに安楽死処置を行いました。

安楽死処置については賛否両論あるかと思います。

しかし、どちらが正解というものでもないと思います。

私と両親は、最後の責任を果たすべく選択したのが安楽死処置でした。

命は限りがあるから、尊く、愛おしいもの。

高菜、今までありがとう。

 

獣医師;河野

 

 

投稿者: 香椎ペットクリニック

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